「水平社博物館」は 、奈良県御所市にある博物館
「人の世に熱あれ、人間に光あれ」の宣言で知られる水平社。現在も人権啓発活動の原点となっています。
1998年に差別に抗い続けてきた人々の遺産を保存し、遺志を継承していくことを目的として開館されました。
一階には人権発祥の地「柏原」と水平社創立に至までの経過が映像と地図で紹介される「人権ふるさとマップ」などの展示、2階には擬似体験施設「ファンタビューシアター」があり、それをとり囲むように水平社運動の創立前史から、創立後の運動の展開経緯が解説されています。
「ファンタビューシアター」は、1922年3月3日に、京都市岡崎公会堂で開催された創立大会が擬似体験できる施設で、創立大会の演説や飛び交う官憲の怒号、万雷の拍手などを音声と映像で再現しています。
|