ホロコースト記念館 (博物館) 広島県福山市

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ホロコースト記念館の基本情報

施設名ホロコースト記念館
施設区分博物館 
所在地〒720-0004 広島県福山市御幸町大字中津原815
電話084-955-8001
URLhttp://www.urban.ne.jp/home/hecjpn/
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概要

「ホロコースト記念館」は 、広島県福山市にある博物館

個人運営の博物館で祝日を除く火曜~土曜10:30~16:30の開館。

ホロコーストの歴史を伝える文献資料やテレジン収容所内で使われた食器、紙幣、囚人服、女性や子供の靴、そして胸につけることを強制されたダビデの星などの展示、また、アンネ・フランクの隠れ家の部屋や日記が再現され、庭には「アンネのバラ」が植えられている。

以下、同館の「ホロコースト記念館について」序文を紹介します。

ホロコースト記念館は、1995年―戦後50年の節目の年(アウシュビッツ収容所解放50年、またアンネの日記で知られるアンネ・フランク没後50年の年)に開館しました。

 第2次世界大戦中のヨーロッパで、ただユダヤ人であるという理由で600万の生命が奪われました。彼らはいわれのない差別と迫害を受け、ガス室などで無残に虐殺されていきました。その中には150万もの子供たちが含まれていたのです。

 この記念館は、この「ホロコースト」(ナチスによる大虐殺)を知っていただくために日本で最初につくられた子供たちの学びの場です。
  1995年の開館以来12年間、多くの来館者をお迎えしました。特に日本各地より700校以上の学校など、子どもたちが訪問し、ホロコーストを通した平和の学びがなされてきました。 さらに多くの人々がホロコーストの歴史をより具体的に知り、触れていただくことによって、平和のために自分に何ができるかを問いかける施設を目指して、2007年10月新ホロコースト記念館が開館されました。

 新館は現在の建物の約5倍の面積となり、展示内容も新しくなっています。 この記念館を訪れる青少年が、当時の子どもたちの残した写真や作品などを通して、歴史の現実を学ぶことができますように。そしてこの所での学びが「差別と偏見」のない平和な時代を築いていく助けとなれば幸いです。

追記:2014年2月に東京都内の図書館でアンネの日記やその関連図書300冊以上のページが破られるなどの事件が起こりました。国際的にも恥ずべき行為で、何が目的だったのか何故そんなことをする必要があるのか全く理解に苦しむところです。
上記序文にあるように、子供の頃から平和について考える機会を与える必要があると改めて思います。

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